blender 2.8 ナイフ投影を使ってみた

どうも、熊の着ぐるみを着たおじさんganmin(@muro_ganmin)です。

前回はblender2.8を使って流体シミュレーションをする記事を書きました。

blendrで流体シミュレーション

blender 2.8で水鉄砲遊びをしてみる

2019年5月31日

その時に使った↓のオブジェクトはちょっと趣向を変えてblenderでモデリングしてみました。

blenderでモデリングしたオブジェクト

blenderでのモデリングは食わず嫌いというか苦手意識があってさけがちだったのですが、意外とやってみると押し出し等のツールを使ってモデリングするのは楽しいということが分かりました。

blenderの便利な機能の紹介

blender 2.8の便利なモデリング機能、ナイフ投影で円を投影してカットしてみる

モデリングしてて、これは面白いなぁと思った機能がナイフ投影。

これはメッシュやパス、テキスト、svg等で読み込んだモノを投影して同じようにカットしてくれるモノです。

例えば任意の場所を円状に押し出したいという場合があるとします。

円状に押し出したい

そういう場合はオブジェクトモードで追加からメッシュ→サークルを追加して↓のように押し出したい位置に配置します。

サークルを追加した

サークルを選択して編集モード(Tabキー)に入ってサークルを選択状態でFキーで面を埋めます。(ちなみにAlt+Fキーで三角ポリゴンで面を貼ることもできます。どちらでもいいが今回はナイフ投影に使うだけなのでFキーで面を埋めるだけにする。)

サークルの面を埋めた

もう一度オブジェクトモードに戻って今度は二つの円を選択して更にカットしたいオブジェクトも選択した状態で編集モードに入る。(複数選択はShift+左クリック)

面選択にし、二つの円を選択。

更にカットしたい面も選択して、ナイフ投影を実行する。

ナイフ投影を実行 カットする面は選択しなくてもいい

そうすると円状にカットされます。

円状にカットされた

後は押し出しツール(Eキー)等で押し出してやれば完成!

円を押し出した

投影に使った円はもう使わないので削除しました。

色も塗りたいので任意の面に色を付ける方法も次の章に書いておくことにする。

俺色に染まれと言う熊の着ぐるみを着たおじさん

blender 2.8 任意の面(選択した面)に色を付ける方法

まず、あらかじめ割り当てたいマテリアルをテキトーに作っておきます。(オブジェクトに適用させてから調整するのでとりあえずなんでもいい)

割り当てたいマテリアルを作る

編集モードで色を割り当てたいところを全部選択します。↓

色を割り当てたいところを選択

その状態で先程作ったマテリアルを選択して割り当てを押す。

割り当てを押す

そうすると色が適用されます。

色が適用される

後は適用したマテリアルを編集して好みの色にしてください。

blender 2.8 日本語テキストやsvgファイル(篆刻印)をインポートしてからナイフ投影を使ってカット

今度は円以外でもやってみる

日本語テキストを投影してみる

テキストはオブジェクトモードで追加からテキストを選べばTextという文字がビュー上に追加されるかと思います。

テキストを選ぶ

そのまま編集モードに入り、aと書いてあるオブジェクトデータタブから、フォント→標準というところに日本語に対応したフォントを読み込んでやります。

フォントを読み込む

読込んだら編集モードでテキストを入力するだけなのですが、何故か日本語では入力できない仕様みたいなので、一度テキストエディタないし、ブラウザの検索窓等で打ち込んだ文字をコピペすることにします。

普通にCtrl+CでコピーしてCtrl+Vでペーストできます。

入力できました!

文字が入力できました 入浴している熊の着ぐるみを着たおじさん

後は先ほどの円の時と同じ要領でナイフ投影を使えばこんな風にできます。↓

文字を押し出して色を付けた

svgファイル(篆刻印)を読み込んでナイフ投影をしてみる

svgファイルといってもそんなのないという方もいるでしょう。

そんな時は普通の画像ファイルをオープンソースのInkscapeというイラレに似たソフトを使ってsvgファイルに変換することにする。

おそらく、窓の杜等のサイトからでもダウンロードできるかと思います。

もちろんイラレ等のソフトを使っても構いません。

今回はこの篆刻印の画像を使うことにしました。↓

古今無双

篆刻についてはコチラ↓

篆刻のルール

篆刻の簡単な決まり(ルール)

2018年10月16日
篆刻とは?やり方、作り方を教えるよ

篆刻とは?やり方 作り方を教えるよ

2018年9月1日

Inkscapeを立ち上げたら、ファイルから開くで画像を読み込みます。

ファイルから開く

選択ツールを選び画像をクリックして選択、メニューのパスからビットマップのトレースを押します。

ビットマップのトレース

そのままokを押します。

okを押す

変換されるので後はそのまま名前を付けてsvgファイルで保存して下さい。

名前を付けて保存

今度はblenderに移ります。

といっても、ただインポートからsvgファイルを読み込むだけですが。。。

svgファイルをインポート

読込まれました。↓

読込まれました

最初小さすぎて見えなかったのですが、選択して拡大(Sキー)してみたら、ちゃんと読み込まれておりました。

ganmin
ホッ!。。。

ナイフ投影に関しては全くやり方は一緒です。

投影して押し出したりしてみたのがこちら↓

投影して押し出してみた 笑顔の熊の着ぐるみを着たおじさん

まとめ

blenderでのモデリングは苦手意識があり、敬遠してたのですが、ナイフ投影機能のおかげで結構、スムーズにモデリングができるのが分かりました。

何でもかんでもzbrushでモデリングしようとしていたが、blenderでモデリングするのも悪くないかもしれない。。。

ナイフ投影おすすめです。

おすすめする熊の着ぐるみを着たおじさん
ganmin
知らなかったのワタシだけかもしれませんが。。。(汗)



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ABOUTこの記事をかいた人

ただの熊の着ぐるみを着たおじさん。 主に3DCG(ZbrushやBlender)のことだったり、イラストについてブログに書いていきます。 他にもゲームやマンガ、生き方、人生、地元のこと等々、雑記的に書いていきます。 ツイッター、インスタなんかにもマンガやイラスト投稿してます。 よかったら、見てください! blenderやunity勉強中!と、いいつつ、最近はUE4も!たまに曲作りも!