どうもお久しブリーフ!
おじさん(@muro_ganmin)です。
最近ブログ書いてないのですが、たまに書こうと思います。
関係ない話ですが、少し顔をリアルに寄せてキモさに磨きがかかりました。↓

この辺は好みの問題だと思うので、

今回はサクッとblender2.8を使ってオブジェクトがパスに沿って動くような歩行アニメーションを作る方法を書きたいと思います。
まず、定位置で動く歩行モーションが付いたオブジェクトを用意して任意のフレームまでループさせる
とりあえずこんな感じのループするような歩行モーションが付いたオブジェクトをキーフレームを打って用意しました。↓

こんな感じ↓

このアニメーションを何回も指定の時間までループで再生させるためにエディターをドープシートのアクションにし、ストリップ化のボタンを押す。


そして今度はエディタータイプをノンリニアアニメーションとし、ストリップ化してできたトラックを選択。↓

その状態(カーソルはエディター上)でキーボードのnキーを押すと右側に何やら色々出てくるので、アニメーションというタブから、リピートの回数を指定してやることで何回も同じアニメーションが再生されることとなります。

一応、これで1~141フレーム目までずっと歩くモーションが出来ました。

次はキャラクターを自由に歩きまわらせる為にパスを描いていく
パスを描いていく時は上からの視点の方が描きやすいので3Dビュー上でテンキーの7を押し、上からの視点にしときます。

んで、別にデフォルトで入ってるツールでベジェ曲線を描いてもいいのですが、使いにくいのでBezier Utilitiesという無料のアドオンを使うことにします。
Clone or downloadというボタンからダウンロードできます。
ダウンロードしたらblenderの編集からプリファレンス、

アドオンからインストールでダウンロードしたファイルを指定してやり、

チェックを入れてやります。


多分、展開して中に入っている.pyファイルをを指定すればインストールできるハズ。
アドオンの中にはzipファイルの中の複数のファイルで構成されているような場合のモノもあるようで、そういう場合はzipファイルのまま指定するとインストールできるみたいです。
インストールできるとオブジェクトモード時、左側にアイコンが二つ追加されます。(アイコンが出てない時はTキーで出てきます)

- 上のアイコンでベジェ曲線を描くことができ、ドラッグすることで曲線、クリックしていくと直線、ダブルクリックで描くのやめることができます。
- またAltを押しながらドラッグすることで閉じていないポイントにスナップしたり、Ctrlを押しながらドラッグでビュー上のグリッドにスナップすることができます。
- 間違った場合はバックスペースキーで戻れます。
- 下のアイコンは編集ツールみたいなモノで描いたパスをクリックすることでハンドルが出てきて修正したりすることができます。
- Ctrlを押しながら任意のパスをクリックすることでクリックした場所にポイントが追加。
- 更にShiftやAltを押しながらだとハンドルも追加される。
こんな感じで描きました。(テキトー)↓

最後の終点ではAltを押しながら、最初のポイントに近づけるとスナップするので、そのままダブルクリックするとうまくグルっと一周するようなパスが描けます。
キャラクターのオブジェクトをパスに沿って動くようにする
今度はキャラクターがパスに沿って動くようにします。
まず、キャラクターのボーンを選択、

オブジェクトコンストレイントから、

パスに追従を選びます。

追加したら、ターゲットをBezierCurveにし、カーブに従うにチェックを入れ、

-Yを選択(オブジェクトの向きによっては違う)、パスアニメーションのボタンを押す。

これだけでパスに沿って動くアニメーションが完成します。(パスの描き順によって、左回り、右回りは変わります。)
ほぼできましたが、もうちょっと詰めていきます。
先程、ループさせるように作った歩行のアニメーションは1~141フレームまであったので141フレームでちょうどパスを一周するようにしていきます。
パスを選択し、

オブジェクトデータというところのパスアニメーション、フレームというところに最終フレームを入力。(ここでは141)
こんな風にちょうどそのフレームで一周するようなアニメーションが出来ました。↓
まとめ
後になって、モーションを付けるところから、ちゃんと説明しないと不親切だよなぁと反省。

