どうも、熊の着ぐるみを着たおじさんganmin(@muro_ganmin)です。
ワタシ、3Dモデルを作った時は、いつも、blenderでレンダリングしているのですが、ちょっと前にZbrushのアップデートがあり、簡単に2Dイラストのような感じにレンダリングできるようになりました。

blender 2.8 ポーズや表情の変形後の形を固定してエクスポートする
シェイプキーの適用
まず、ポーズや表情を付けたモデルを用意します。

ちなみにこのモデルはシェイプキーを使って表情を付けています。
表情の付け方はこちら↓
シェイプキーがあるとポーズが適用できないようなので、まず、シェイプキーを適用させます。
シェイプキーのBasisを選択して編集モードに入ります。


全選択して、任意のシェイプキーを選択部に合成というのをクリック。


左下の方に合成したいシェイプキーを選ぶところが出てくるので任意のシェイプキー、ブレンド率を指定してからオブジェクトモードに戻ってください。


これだけで表情は適用されます。


シェイプキーはもういらないので-のアイコンをクリックして全部、削除しちゃってください。


変な表情も元に戻るかと思います。


ポーズの適用
後はシェイプキーがなくなったのでモディファイアー、アーマチュアの適用ボタンを押すだけでポーズが適用されます。


blenderでの作業はここまでとなります。


次はZbrushでの作業↓
blender 2.8から持ってきたモデルをZbrushのNPRでレンダリングする方法
読込み(インポート)
それでは、まず、Zbrushでさっきblenderで書き出したファイルをインポートから読み込みます。


ドラッグしてエデットモードに入って下さい。




テクスチャの適用
テクスチャを読み込みたいと思います。




反転したテクスチャを適用します。


マテリアル設定
マテリアルが違うのでライトボックスにあるNPRShade.ZMTを選択します。


一応、こんな感じになりました。


線の設定等は、


レンダーセット
リアルタイムではないがライトボックスの中にあるレンダーセットを使えば面白い感じになる。
お好みのレンダーセットをダブルクリックして、


BPRボタンを押せば、こんな感じに↓


他にも色々↓




設定の調整は、レンダーのBPRフィルター設定でできる。


F1、F2、F3…と書かれているところにフィルターが保存されます。小さい◎(外が白で中心が黒が保存されている)を目印にして選択して設定を変えてみてください。
焦点距離の調整
画角を変えたい時はてっとりばやく、パースのボタンを押したら、ドローにある、18、24、28、35、50、85のボタンを押せば18mm、24mm、28mm…になる。


18mmと85mmの比較↓


レンダリング画像の書き出し
レンダリングした画像を保存したい場合はBPRボタンを押してレンダリングすると、レンダーのBPRレンダーパス設定にコンポジット、マスク、シャドー等の画像が作られるので欲しい画像をクリックして保存して下さい。


書き出した画像をフォトショップ等の画像編集ソフトで合成するのもいいかもしれません。
それじゃ、また。

