どうも、熊の着ぐるみを着たおじさんganmin(@muro_ganmin)です。
人物とかの絵を描く時って何も見ずに描くとへんてこになっちゃいます。
そういったことを回避する為に美術解剖図が載ったいい書籍が絵師の為にたくさん出ています。


J.シェパードさんのやさしい美術解剖図
まずは、コレ。
マール社から出てる、J.シェパードさんの「やさしい美術解剖図」。

筋肉や骨の構造が詳しく書かれています。
かなり古くからある本で、ながらく、この本は絵師の間では定番の本でした。
少し、筋肉の描き方とかがゴツゴツしていてクセがあるけど、持っていて損はない。
アーティストのための美術解剖学
これもマール社から出てる、ヴァレリー・L・ウィンスロゥさんの「アーティストのための美術解剖学」。
2013年に出た本で割と新しい本。
「やさしい美術解剖図」よりも絵のクセがなく、筋肉や骨の構造、どういう風に動くか等、かなり詳しく書いてある。
文字の情報量も結構なボリューム。

新しいヤツで動きに特化した本もあります。
スカルプターのための美術解剖学
ボーンデジタルから出てる、キックスターター発のアルディス・ザリンス、サンディス・コンドラッツさんによる「スカルプターのための美術解剖学」。
文字は少なめ、そのかわり、かなりの量の絵と写真を使って分かりやすく解説してくれております。
今、現在出てる本の中では一番のおすすめ!!

値段は少し、高いけどね。
キンドル版も出てる。
第二弾という形で顔に特化したやつもある。
顔のことだけで215ページもあります。
これも、文字は少なめで、できるだけ分かりやすいように書かれてる。
キンドル版は今のところ出ていない模様。
まとめ
今回、挙げた書籍を持っておけば、美術解剖図の本は他にはいらないと思う。
躍動感のある絵を描きたいとか、そういった話になると他の本も必要になってくるかもしれませんが…。
特に「スカルプターのための美術解剖学」はすべてのクリエイターが持っておいて損はない本だと思う。
少し、値段はお高いけど、頑張って買った方が良いかと。
他にいらないとか言っちゃったけど、11月29日にソッカの美術解剖学ノートというモノが出る。
ソク・ジョンヒョンという方の本で描き方も手順を追って説明されていて、9年の歳月を持って書き上げたらしく656ページもあり、コラムも充実している。
これは新たなデファクトスタンダードになりそうだ。

3選じゃなくなってしまったが、許してください。。。