どうも、熊の着ぐるみを着たおじさんganmin(@muro_ganmin)です。
最近、3Dスカルプトソフトzbrushで2019から2019.1へのアップデートがきました。



zbrush 2019.1のアップデートで新しいPhotoshopでもGoZが使えるように
今回のアップデートでスクリーンセーバーの追加や、

他のサブツールを画面を分割して表示できる機能(トランスフォームに画面分割のスライダーがある…。)、

等、
他にも色々と機能が追加されたのですが、ワタシが嬉しかったのはzbrushのプラグインGoZでのPhotoshopと連携する時の不具合の修正。

GoZとはzbrushとPhotoshopや3DCGソフトをワンクリックで行ったり来たりできる機能なのですが、

確かPhotoshop2018くらいから、使おうとしてもPhotoshopのレイヤー名がおかしくなってて、Zbrushに持っていけなくなっていました。

特に最近はアドビの方で古いバージョンのPhotoshopを使うことは禁止するようになっていたのでワタクシ困っていました。

しかし、2019.1ではその不具合も解消されて使うことができるように。。。

まぁ、今はSubstance Painter等の良いソフトがあって需要ないのかもしれませんが、ワタシ、持っていないもので。。。


尚、アップグレードの仕方はZbrush2019がインストールされているフォルダの中にあるZUpgraderを実行すればいいだけです。
ワタシの環境ではZbrush2018以下がインストールされたままで、最初、ちょっとGoZがうまく使えなかったが、2018以下をアンインストしたら使えました。

GoZの使い方(zbrushとphotoshop編)
とりあえず、GoZの使い方。。。
あらかじめ、環境設定の中にあるGoZという項目でPhotoshopへのパスを指定しておきます。

後、テクスチャがあるモデルでないとPhotoshopへは持っていけません。

他のソフトのパスも指定した場合はRというボタンで連携するソフトを選べます。

持っていきたい時はGoZを押すだけ。。。

Photoshopにいってテキトーにオブジェクトを回転しながらヌリヌリ、

塗り終わったら、ファイルメニューの自動処理、GoZPlugIn…というところをクリックすればzbrushに持って行けます。


ついでにblender 2.8とzbrushをGoZで連携する方法
デフォルトのGoZではblenderと連携することはできないのですが、blenderのアドオンを使えば最新のblender2.8でもGoZが使えます。
アドオンは↓のサイトでダウンロード
https://github.com/JoseConseco/GoB
右側にある緑のボタンClone or downloadというところから、Download ZIPをクリックしてダウンロードできます。
ダウンロードしたZIPファイルの中にあるBlenderというフォルダをコピーして、PC→ローカルディスク(C:)→ユーザー→パブリック→Pixologic→GoZAppsの中に貼り付け。

blenderの設定でアドオンを選び、インストールというところを選び、ファイルを指定します。

追加されたアドオンをチェックしときます。

これでblender2.8の画面上の方にエクスポートとImportというボタンが追加される。

後はzbrushの方のGoZの設定でblender2.8の.exeファイルを指定してやります。

これで連携できる。
尚、zbrushからblenderに持っていく時はblenderを起動していないと駄目っぽい。

それとblender側のImportというボタンを押してないとZbrushでGoZボタンを押しても持っていけないです。

なのでblenderは起動しておくことにする。
そして、zbrush側で持っていきたいサブツールを選択した状態でGoZボタンを押せば持って行けます。

持ってけた!↓

サブツール全部持っていきたい時は「全て」、表示しているのを持っていきたい時は「表示のみ」を押すといいでしょう。↓

GoZ設定で複数のソフトのパスを通している場合はあらかじめRのボタンで連携したいソフトを選んでおくといいかと。。。

blenderからzbrushに持っていきたい場合はエクスポートを押すだけです。

まとめ
少し、blenderの話で脱線してしまったが、新しいZbrush2019.1では他にも色々な機能の追加、不具合修正されているようなので、アップデートはお早めに。。。

