どうも、熊の着ぐるみを着たおじさんganmin(@muro_ganmin)です。
どんなことでもそうですが、日常的にやっていないと前分かってたことなのに、久しぶりにやるとアレッ、これどうやるんだったっけ?、

みたいなことになることって、結構、あるっちゃあ、あると思います。

目次
zbrushの標準プラグイン uvマスター(uv master)とは
uvマスターを簡単に説明するとポリペイントで切れ目を指定してやれば簡単にアジの開き状に自動で3Dモデルをuv展開してくれるといったモノで、最初からzbrushの中に入っております。


3DCGをやるには外せないuv展開というのは非常に作業的で面白くないモノだと個人的には思うので、自動というのは大変便利です。
それではやっていきます。
zbrush uvマスターを使う前にuvマップのサイズ指定
開きたいモデルを用意したら、uvマップのサイズを指定しておきます。
uvマップサイズのスライダを調整するか、512、1024、2048、4096のボタンを押すかして指定してください。

ちなみにテクスチャを作る時は3Dグラフィックの描画の関係で2のべき乗にするのが基本みたいなのでそうしましょう。
zbrush uvマスター クローンで作業を行う
アンラップを押すだけでもuv展開してくれる
uvマップのサイズを決めたのでuv展開をしていきます。
とりあえず、何もしないでzプラグイン→uvマスター内にあるアンラップを押すだけでも、

勝手にuv展開してくれます。。。


シンメトリボタンはONにしておくとできるだけ左右対称にしてくれ、アンラップの横にある全てアンラップのボタンは表示してある全てのサブツールをアンラップする。
しかし、もうちょっとだけ、自分の意図した通りにuv展開したいと思う。
具体的な手順
uv展開したいモデルのクローンを作る
↓
ポリペイントでシーム(切れ目)の指定
↓
ポリペイントでピクセル密度の指定
↓
アンラップ実行
↓
平面化やシームチェックで確認
↓
よければuvをコピーして元のモデルにペーストして完成
といった流れです。
モデルのクローン化
ではまず、zプラグインのuvマスターからクローンで作業を行うというボタンを押します。

モデルがクローンになりました。
オリジナルのモデルを使うことなく、uv展開の調整がおこなえます。
zbrush uvマスター ポリペイントでシーム(切れ目)の指定
続いて、コントロールペイントを有効化というのを押し、誘引を押します。

そうすると、ポリペイントの色が青になるので、その色でシーム(切れ目)を入れたいところに色を塗っていきます。


逆に誘引ボタンの左にある「保護」というボタンを押すと赤色になるのでシーム(切れ目)を入れたくない所を塗ってやります。

誘引ボタンの右にある「消す」というボタンは、その名の通り間違って塗ったところを白色で塗りつぶすことができるボタンです。

zbrush uvマスター ポリペイントでピクセル密度の指定
続いて割り当てられるピクセルの密度の調整。
密度というボタンを押し密度をx4にする↓

ポリペイントが緑色になるので密度を高くしたいところ(広い面積にしたいところ)を塗ってやります。


逆に低くしたい時は、/4の方を押したら水色っぽい色になるのでその色で塗ってやればいいかと思います。

zbrush uvマスター アンラップ実行
一通り終わったらアンラップを押し、uv展開します。

zbrush uvマスター uvマップの状態を平面化やシームチェックで確認
uvマップの状態を平面化で確認
平面化を押し、どういう風に展開されたかuvを確認してみます。

こんな感じになりました。↓


シームチェックでシーム(切れ目)の確認
続いて、シーム(切れ目)のチェックをしてみます。
平面化解除ボタンを押し、平面化を解除し、シームチェックボタンを押します。

↓のような感じにシーム(切れ目)が入っているのが確認できます。

zbrush uvマスター uvを元のモデルにコピー&ペースト
uvコピー
平面化やシームチェックで確認してよければ、元のモデルにペーストする為にuvコピーボタンを押す。

uvペースト
uvがコピーされたのでサブツールで元のモデルを選択してからuvペースト。(コピーされたモデルは頭文字にCLがついているので元のモデルを選ぶ際、目印になると思います)

適用されてるか確認してみる為、ポリペイントからテクスチャを作成してみた。↓


まとめ
別にzbrushを使っている人なら分かっている人がほとんどだとも思ったのだが、一応自分の為もあって忘れないようにくだらないことも呟きつつ記事に書きました。
時間もかからず自動で展開してくれるので自分にはぴったり!
見る人が見ればひどいuvなのかもしれないが、


今回は書かなかったがポリグループを使ってアンラップすることもできるのでzbrush使ってる人は試してみてはいかがでしょうか。。。
では。
