Zbrushの自動リトポ機能Zリメッシャーの使い方

zbrushの自動リトポ機能zリメッシャーの使い方

どうも、熊の着ぐるみを着たおじさんganmin(@muro_ganmin)です。

zリメッシャーの使い方を書いていきます
Zbrushとは

Pixologicという会社が出してる粘土をこねるようにモデリングできる3DCGソフト。

ワタシも10年くらい前に買ったけどずっと無料でアップデートしてくれている太っ腹な会社だ。

最近は日本語表示にも対応。

(今まで使っていた人は日本語にしたら逆に使いづらいかもしれない。。。)

安いバージョンのZbruh coreというものもあります。

気になった人は同じPixologicから出てる似たようなソフトでSculptrisというのが無料で使えるので使ってみるといいと思う。

 

いいと思うと言う熊の着ぐるみを着たおじさん

ちなみに、この青いキャラクターはワタシが考えた天才卓球モンスター、愛ちゃんです。

サぁッーと言う天才卓球モンスター

特に意味はないです。

Zbrushの自動で面を貼り直す機能Zリメッシャー(zremesher)の使い方(自動リトポしてローポリ化する方法)

Zリメッシャーでリトポ(面を貼り直す)する理由

ダイナッメッシュとかで作ったモデルはそのままでは使いにくいのでポリゴン数を減らしてスカルプトしやすくしたり、適切なポリゴンの流れにして他の統合ソフトとかに持っていきやすくする為に面を貼り直します。

軽くすれば、blender等の3D統合ソフトに持っていってこんな風にポーズを取らせることもできます↓

音楽にノッている熊の着ぐるみを着たおじさん

具体的な手順

まず、リトポするモデルをサブツール→複製を押してコピーしておく。(元のモデルの細かいディテールを後で投影する為)

zbrushの複製ボタン

サブディビジョンレベルがあればジオメトリから下位レベル削除を押して削除する。

zbrushの下位レベル削除ボタン

左右対称にしたい時はトランスフォームからシンメトリ有効。

zbrushのシンメトリ有効ボタン

後はZリメッシャーのボタンを押すだけ。

zbrushのzリメッシャーボタン

大まかな流れはこんなところです。

Zリメッシャー(zremesher)を使う前に大体のポリゴン数を指定しておく

ポリゴン数を指定したいときは目標ポリゴン数を入力するか、スライダーで調整。

(表示上1が1000ポリゴンという意味。目標ということなんで1と入力してもきっかり1000ポリゴンになるわけではない。あくまでそれに近い値。)

その下の半分、同一、倍のボタンは言葉通り、元のモデルのポリゴン数を基準に半分なら半分のポリゴン数になる。

zリメッシャーの目標ポリゴン数とAdaptの説明

Zリメッシャー(zremesher)を使う前に手動でガイドを描いておく

Zリメッシャーは何もしなくても自動で結構いいかんじのポリゴンの流れで面を貼り直してくれるけど自分で流れを指定したい時はZリメッシャーを適用する前にブラシからZRemesherGuideを選んでモデルに直接流れを描いておく。

ZRemesherGuide ポリゴンの流れを指定

Zリメッシャー(zremesher)を使う前にポリペイントで密度の調整を指定しておく

部分的にポリゴンの密度を細かくしたりするのはPペイント使用のボタンを押してカラー密度のスライダーの値を調整します。

値が大きいほど赤くなって密度が細かくなります。

大きくすれば赤くなると言っている熊の着ぐるみを着たおじさん 小さくすれば青くなると言っている熊の着ぐるみを着たおじさん

モデル全部に色が塗らさってしまう場合はカラーを白にしてメニューの中からカラー→fillobjectを押せば色が固定される。

FillObjectボタン

後は細かくしたい場所をStandardブラシを選び、Zaddボタンを切って、RGBだけ有効。

赤く塗っておけばOK。

切ってつけて赤く塗ると言っている熊の着ぐるみを着たおじさん

逆にポリゴン数を少なくしたい場所はカラー密度のスライダーを低くしたら青っぽくなるのでその色で塗ってやる。

ポリペイントで青く塗る

そして、

zリメッシャーのボタン zリメッシャーでリトポしたモデル

気に入らなかったら何回もやりなおしてね。

ディテールを投影していきます サぁッーと言う天才卓球モンスター

Zリメッシャー(zremesher)を使って自動リトポしたモデルに元のディテールを投影する方法

まず、リトポしたモデルにジオメトリからディバイドを何回か、かけておく。

ディバイドを何回もかける熊の着ぐるみを着たおじさん

とりあえず、低いサブディビジョンレベルに戻す。

サブディビジョンレベルを下げる熊の着ぐるみを着たおじさん

その状態で必要のない物は目のアイコンを押して表示されないようにしておく。

(リトポしたモデルを選択しておく。)

こんな感じと言う熊の着ぐるみを着たおじさん

そしてサブツールの中の投影から全て投影を押せばOK。

zbrushの全て投影ボタン

まだサブディビジョンレベル1でしか投影できてないので、サブディビジョンレベルを変えて低い順から、今と同じ要領で順々に投影していってね。

全てのサブディビジョンレベルで投影出来たら完成!

ディテールが投影されたモデル

ディテールが投影されました。

(サブディピジョンレベルが高いと結構、計算に時間かかるかも。今回は時間かかりすぎるので一番高いレベルには投影しなかった。)

Zbrushの自動リトポ機能zリメッシャー(zremesher)のまとめ

他にも色々、調整する項目があったりするけど、取り立てて自分が使っているのものはこんなところ。

今回はしばらく使わないと忘れてしまう自分の為の備忘録でした。

謝る熊の着ぐるみを着たおじさん

2018 最新のおすすめZbrush書籍、本

初心者にも安心の新しいZbrush解説書が出るみたい。

これは詳しい機能が載ってそうで良さそうだ。

今回はここまで。

最後まで読んでくれてありがとうございます!

あばよと言う熊の着ぐるみを着たおじさん
追記

zbrush 2019のZリメッシャー

まぁ、新しい方がエッジ検出等の設定もあって、きれいにリトポできそうだから、レガシーの方は使わないかもしれないけど。。。



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ABOUTこの記事をかいた人

ただの熊の着ぐるみを着たおじさん。 主に3DCG(ZbrushやBlender)のことだったり、イラストについてブログに書いていきます。 他にもゲームやマンガ、生き方、人生、地元のこと等々、雑記的に書いていきます。 ツイッター、インスタなんかにもマンガやイラスト投稿してます。 よかったら、見てください! blenderやunity勉強中!と、いいつつ、最近はUE4も!たまに曲作りも!